Temple-2

寺院建築その2

大本山中山寺五百羅漢堂および紫雲閣

撮影:ナトリ工房

紫雲閣東側外観

中山寺は聖徳太子創建による名刹で、この建築は太子創建1400年の事業で、歴史ある寺の既存建築
群と、自然環境と歴史的風景との調和を図る計画が求められました。
地下の占める面積を大きく、特に地上西面は寺院全体のバランスを配慮して、建物の実ボリュームに比
べ、見掛りの規模が小さく見える様に配慮しています。
寺院の建築は歴史の流れに左右される事なく、永い年月に渡って使用されるため、コンクリートをはじめ、
仕上材に至るまで歳月に耐える材料をひときわ吟味して構成されています。

 

紫雲閣玄関 玄関ロビー 管長応接室
    撮影:ナトリ工房

 

五百羅漢堂正面 五百羅漢堂内部
  撮影:ナトリ工房

 

撮影:ナトリ工房

五百羅漢堂地階涅槃堂

 

中山寺宝蔵院宝蔵殿(庫裡)および講堂

撮影:ナトリ工房

南東面外観

阪神淡路大震災により倒壊した建物の復興工事です。敷地の形状は東西に長く、写真では見えていませ
んが右側手前に既存建物がありますからかなり細長い建築です。大本山中山寺の一角を占める建築とし
て周囲の環境に調和した外観となるよう考慮しています。

 

庫裡玄関 1階和室8帖 階段室
    撮影:ナトリ工房

 

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