学校建築
西面外観
真言宗京都学園は弘法大師によって開かれた綜芸種智院に源を発する由緒ある学園で、わが国最初の 大衆に開かれた「大学」です。真言宗といえば先ず頭に浮かぶのは曼荼羅です。胎蔵の図像は蓮華の上 に月輪がありこれ理を面とし、金界の図像の月輪の中に蓮華あるはこれ智を面としています。学校は勝義 に向上の智門を面とするので、金界図像のたとえに随って圓を外面とし、方を内部として理智不二の深義を 表しています。この理智不二の深義を建築にて表現するために、教室棟を方形とし、方形の外に丸形の囲 を塀又は線形をもって表現しています。四隅の階段の搭状は仏法の守護を念願に、仏法に帰依する人々 を守護する四天王を表し、本建物,学生及び教職員の安全を守護するものです。 |
南面外観
2階アリーナ背面 | 本館,体育館通路 | 内部階段 |